猫の病気

猫の病気 生殖器・泌尿器

 

 

 

猫の生殖器が病気になっても、外見からでは気が付かないことが多いです。
乳がんや乳腺炎、膣の腫瘍など見た目には、わかり難い症状は触診をしてシコリなどできていないか、日頃からチェックする必要があります。

 

 

オス猫の生殖器は、あまり病気になりません。
しかし、子供を産み育てることの出来るメス猫の生殖器は複雑で、病気の種類も人間並みです。
子宮がんや乳腺炎・乳がん。膣の腫瘍や子宮内膜症などがあります。

 

 

猫の不妊手術は、生殖器の病気予防に効果的です。
不妊手術を行った猫は、していない猫より生殖器の癌になり難いという報告があります。
但し、手術を行えば100%ならないと言うわけではありませんので、毎日の触診健康チェックは必要です。

 

 

猫の泌尿器の病気は、結石が原因で起こる下部尿路症候群、腎臓の機能が低下して起こる腎不全や尿毒症・腎炎など一度かかってしまうと、完治することは無い重篤な病気ばかりです。

 

 

5~6歳頃を過ぎた猫は、泌尿器の病気になりやすい傾向にあります。
腎臓機能が低下する為ですが、腎臓が一度弱ってしまうと元にはもどりません。
猫の死因で最も多いとされている、慢性腎不全を防ぐためにも、飼い主は食事や飲み水に気をつけて、少しでも腎臓の負担を無くす様に心がけます。