猫の病気

猫の病気 消化器

 

 

 

猫の消化器が病気になるということは、生命を維持する為に必要なエネルギーを、体内に取り入れる為の大事な器官が機能しなくなるということです。
直接命に関わるので、すぐに治療の必要があります。

 

 

猫の消化器で心配される病気は、食道炎や巨大食道症、胃腸炎・胃捻転・胃潰瘍などの胃腸の病気、また、便秘や巨大結腸症などの腸から肛門までの病気もたくさんあります。
食欲がなかったり、食べても吐いたり、下痢をしていたら要注意です。

 

 

猫の腸の病気は、多くが食べ物に関係しています。
食べ過ぎや腐敗した食品の飲食、ビニールやプラスチックなどの誤飲、アイスクリームなどの冷たくて甘い物を食べた時にも、胃腸炎を起こします。
夏場の餌と水の管理を徹底することや、飼い主の気配りで、未然に防ぐことができます。

 

 

猫の病気に毛球症というのがありますが、毎日の毛づくろいで体内に蓄積された体毛によって、慢性の胃腸炎を起こしたり便秘をしたりする原因になっています。
この毛づくろいという行為も、過度のストレスによって回数が増え、結果毛球症につながっていく場合もあるので、病気の直接的な治療に加え、原因となるストレスの軽減も考えなければなりません。

 

 

猫の腸閉塞や、直腸脱・腸重積などの病気は、緊急の手術が必要です。
痛みや苦しみを伴い、最悪死に至る場合もあります。
消化器系の病気は、飼い主の飼い方が重要なポイントになります。